身体に負担がかからない食べ方のコツ

ここ最近、出張やレッスン、
セミナーの準備などでちょっぴり忙しくて
更新が途絶えておりました。

今日の東京はとても暑かったですね。
 
暑い季節になると、冷やした飲み物や、
氷入りの飲み物を飲む機会が多くなると思います。
 
私は学生のころ、氷が大好きで、
ガリガリ噛んで食べたり、冬場でも食べたりしていました。
 
が、今はすっかり食べなくなったどころか
氷入りの飲み物すらめったに飲まなくなりました。
(自宅の製氷機は年中使っていません)

 
身体の研究をする前の私は、

・体重54kg~59kg
・平熱35.8度
・低血圧
・毎日数回たちくらみに襲われる
・生まれつきひどい便秘症

というなかなかの代謝の悪さでした。
 
他にも、食べるのが大好きでなので

・1日4食、腹十二分目まで食べる
・一気食い、一気飲み
・炭水化物大好き
・甘いもの大好き
・氷が大好き
 
という感じでした。
 
しかし、19歳で身体の勉強を始めてすぐ、
冷たいものは飲まない方がいいということを知り、
身体の勉強に夢中になっていた私は、速攻でやめました。
 
その後も食事の取り方・食べ方がどんどん変わり、
自然と身体に負担がかからない食べ方へと変わっていきました。

特に、26歳からピラティスを勉強してからは、身体がより繊細になり、
あらゆるサインを感じ取れるようになったり
コントロールできるようになりました。
 
ピラティスをマスターすると、骨盤の形状や丹田の存在が
はっきりと認識できるようになるのですが、そうすると、
お腹がいっぱいになる状態が嫌になってくるんです。
 
なぜなら、お腹が膨れると、丹田に力が入らなくなるからです。

丹田がはっきり理解できるようになると、座っている時と寝ている時以外は
常に自然と、丹田に力が入るのがわかります。
 
常に丹田に力が入っていると
身体がうまく支えられている感覚があり、安定するんです。
 
最も丹田が自然と入るのが、空腹時。
そのため、私は今でも空腹状態が満腹状態よりも好きなんです。

特に、日中活動している時に、丹田が機能しなくなる状態が嫌なので
私は基本的に、食事は(遅めの)朝と夜の2食にしています。 
 
だいたい6時間~12時間くらい空けてご飯を食べています。
(今日は10時間空きました)
 
この間、基本的には何も食べず、水しか飲みません。
(たまにブラックコーヒーは飲みます)
 
その他の最近のルールとしては、
 
・野菜か果物から先に食べる
・1食40分かけて食べる
・ちまちま食べる(小さく口に入れて味わって食べる)
・不要だと感じたら残す
・もっと食べたいと感じたら食べる
・身体に合わないと感じたら捨てる
 
などなど。
 
ただ、歳を重ねるごとに、身体も変化してきていますから
上記のルールを守るというよりも、
今の身体に合わせて、食べ方は常に調整しています。
 
そうやって、身体の体感を優先し続けていると、
自分の身体にとって、食べて良いものと悪いものや
食べた方が良いときと、食べない方が良いときなどが
どんどんわかるようになりました。
 
で、このように書くと、
この食事のルールを実践しようとされる方がいるかもしれませんが、
私の食べ方は、あくまでも、身体づくりありきのルールです。
 
呼吸法やインナーマッスルや正しい骨のポジションなどを理解しようとせず、
この食事のルールだけ守ろうとしても、
空腹が辛すぎてストレスが溜まるかもしれません。
 
丹田が理解できると、自然とこのような食べ方になります。
なので、身体づくりありきで、この食事のルールを真似るのはオススメです。

すると、無茶をしなくなり、常に自分のパフォーマンスが
最大に発揮できる状態に持って行こうとするので、
どんどん疲れない身体になっていくのです。
 
ちなみに、今でも炭水化物と甘いものは好きです◎