爪の長さはデコルテや首のシワにまで影響する

女性はおしゃれでネイルを
されている方がいるので、
なかなか言いづらいことなのですが、

爪を長く伸ばしすぎると、
指の末端の関節の使い方が逆転し、
それによって前腕から徐々に
歪みが生じていきます。


当たり前ですが、ピアニストは爪を伸ばしません。
鍵盤に爪が当たると、うまく弾けないからです。

手の指の末端の関節の使い方が逆転すると、
その影響は、前腕や上腕骨だけでなく、
肩甲骨や鎖骨、そして肋骨や背骨にまで影響を及ぼします。

なので、パソコンやスマホをよく触る方は、
キレイなデコルテや、キレイな首を保ちたければ、
基本的に、爪はきちんと切ることをおすすめします。

首のシワができるのは、骨盤、肋骨、背骨の姿勢が、崩れた結果と言えます。

特に、肋骨(デコルテ)が崩れることで、
肩と首の距離が短くなり、首の皮膚にたるみが出るのだと思います。

肩と首の距離を最も長く保っているイメージとしては
バレリーナの首です。

バレリーナは、常に肩甲骨を下げた状態で動いているので、
首の皮膚がたるまないんです。

首のシワ取りにはクリームを塗ったり、
レーザー治療という手段もあるようですが、
骨盤、肋骨、背骨、肩甲骨、鎖骨の位置がが崩れたまま
対処するのは、クリームは効果が出づらいでしょうし、
レーザー治療は、なかなかおかしなことになりそうな気がします。

私はパーソナルレッスンをしていますが、
爪が長い人は、必ず腕がねじれています。
なので、カバンを美しく持てないのです。
手首をまっすぐに保つことができず、かならず歪めてしまいます。

肋骨も、みぞおち部分がパカンと開いて変形しています。

骨格の崩れよりおしゃれを優先したいという人は、
それも全くアリだと思うので、何も言わないのですが、

ただ単に、「切るのが面倒だからついつい伸ばしてしまう」という方は、
その習慣を変えた方が、あなたの骨格の美しさは長持ちしますよ◎
と言いたいですね

ちなみに、私は人の体を触る仕事なので、
爪を伸ばしたことがありません。

でも、本当の理由はそれよりも何よりも、
ちゃんと爪を切ると、指が気持ちいいからなんですよね〜。

足の爪もそうです。
足の爪を切った直後が最も気持ちいいです。
「床を感じる〜!」って感じです。笑

私は年に一度くらい、フットネイルをすることがありますが、
ネイリストさんに、「爪を短くしすぎです。巻き爪になりますよ。」
と、言われることがあるのですが、「ならねーよ」と、心の中で思っています。笑

巻き爪になるのは、足指がうまく踏ん張れていないからです。

土木の職人さんは、木を手でしっかり掴んで運ぶので、手の爪は真っ平らです。
それは、指をしっかり踏ん張って、木を持っているからです。

詳しい指の使い方は、やはり対面でないときちんと教えられないのですが、
(この辺のことは外反母趾セミナーで教えています)

とにかく、ただ面倒で爪を伸ばしっぱなしにしている人は、
今すぐ、切りましょう♫

切りたてホヤホヤの図