美しさと内発性

もし、私が言う〈理にかなった動作〉が
ラジオ体操的な動きであるなら
私は身体や動作の勉強を
してきていないだろうと思います。

 
〈機能〉は合理性=社会の中 を連想させ、
〈美〉は内発性=社会の外=世界 を連想させます。

活動していく中で、私は〈機能〉よりも〈美〉を
大切にしていることに数年前に気づきました。
 
美しさがなければ、私の内発性は働かない。
私の内側から、突き動かされて
一心に探求することはなかったと思います。
 
私が普段、生徒に指導し、自分でもやっていることは
”身体を正確に動かす”ということ。
これは機能や合理性を連想させます。
 
でもその原動力は、歪みのない身体の美しさが大好きだから。
そして身体を連動させて、しなやかに動くその美しい動きが大好きで、
その動きから生まれるボディラインが大好きだから。
 
美しい動きをすることで、美しいボディラインになる。
ただそのためには、すべての骨の正しい位置を理解し、正確に動かすことが前提になる。
だから普段はひたすら、正確に身体を動かす訓練をしている。ということ。

つまり、決して機能や合理性を否定しているわけではありません。

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私の中で〈美しい〉とは〈かっこいい〉ということでもあります。
 
私たちは〈かっこいい〉という言葉において、
女性にはあまり似合わないという価値観が
根付いているかもしれません。
 
それが邪魔をして、女性がかっこよくあろうとすることに
何か抵抗感を感じてしまう人がいると思います。
 
でも、その価値観はいずれ、多くの人にとって、
過去のものになってしまうだろうと感じています。
 
かっこよく生きようとすると、努力が入ります。
かっこよく生きている人は、損得勘定を持たないですし
うまく生きようとするのではなく、立派に生きようとするからです。
 
自分や自分に関係あることばかりを考えるのではなく
全体を見て、全体のことを考えて生きようとします。
 
つまりかっこよく生きるとは、
私にとって、チャレンジです。
 
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私は〈ダイナミックに生きる〉という言葉が好きです。
だからダイナミックビューティーという社名にしたんですが、
社会の中で、かっこよく、輝いて生きている女性を
応援する会社でありたいと思っています。
 
私自身はまだまだ発展途上ですが、チャレンジし続ける人生の中で、
この世界を見る〈見方〉を鍛えて
「今、この世界はこうなっているよ。だからこう生きるといいよ。」
ということを発信していきたいなと思います。