今までと違う動きをすると、身体は違う反応を見せる

今日はバレエエクササイズWSでした✨

(ワークショップ前はトレーナーコースの生徒さんのレッスンと修了証の授与をしました✨)
 

大人は誰でも大なり小なり身体(のあらゆる部位の関節)がゆがんでいます。
 
無意識の「動きくせ」が染み付いており、無意識であるがゆえにねじって動かしているという自覚することができません。
 
そのままバーレッスンを行なってしまうと、余計に関節のねじれを生み、故障してしまったり、その故障が慢性化してしまう方はたくさんいらっしゃいます。
 
キレイに動きたいのに、キレイな身体になりたいのに、逆にねじれを生んで故障してしまうって本当に悲しいことです。
 
だから私のレッスンでは、徹底的に何よりも正確性を重視して指導します。
 
バーレッスンをやったことがない人でも、長年かけてできた動きのくせに左右されず、関節にねじれを生まないバレエの動きをすることは可能です。(正確性を最優先するので、動きは基本的にスローです)
 
今日の参加者の皆さんは、今の自分の身体でできる一番美しい動きで身体を動かされていました。
 
いつもと違う動きをするわけなので、使う筋肉も全然違います。
 
3時間のワークショップの中で、バーレッスンの内容的には、プリエからデガジェまでしか進められませんでしたが、足がガクガクするほど精一杯身体を使って帰られた方もいらっしゃいました。(きっと明日はすんごい筋肉痛になってしまうと思います!)
 
生徒さんがいつもどおりの動きをしようとすると、私は動きを止め、ダメな見本と良い見本を見せ、自覚してもらえるように促します。
 
それくらい動きの質にとことんこだわると、いつもと違う身体の反応が起こるのです。
 
今までと違う動き/違う使い方をしたときに、身体は違う反応を見せるのです。
 
ただ、ここにいくらあらゆる言葉でそのことを表現しても、その感覚をうまく伝えることはできません。(今日の参加者の方なら、意味がわかるはずです)
 
言葉で伝え、ダメな見本と良い見本を見せて伝え、手取り足取り触って伝え、それを何度も何度も繰り返す中で少しずつ理解が深まります。
 
そして、本人がしっかりと自覚できたときにその動きは完全に身につき、結果、元に戻らなくなるのです。
 
それが、新しい自分の誕生と言えると思います◎
 
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