運動しなきゃと思っているけど億劫で、そんな自分に罪悪感を感じてしまう方へ

嫌な行動はしなくて良いんです。
 
嫌々動くのことはやめてしまいましょう。
 
私はダイエットのために運動をすることほど〈動く喜び〉を遠ざけるものはないと思っています。
 
 
私たちの身体は本来、動くことで快感を感じるようにできています。
じーっとしているとしんどく感じるようにできています。
 
休むことで喜びを感じるのは、その前に動いていたからです。
だから誰の身体にも、動くことで喜びを感じる瞬間があります。
 
でも嫌々動いてしまうと、その喜びを感じることなく、どんどん動くことが嫌いになってしまいます。
 
学生時代の体育の授業で半分くらいの人が、あるいは8割くらいの人が運動を嫌な経験として積み重ねてしまい、運動=苦痛という体験質になってしまっているのかもしれません。
 
他には、セルフネグレクト的な傾向や自分の身体が理想の身体ではないために好きになれない(許せない)という気持ちがあり、自分の身体のために世話をすることができないという方もいるでしょう。
 
でも先に述べたように本来は誰の身体にも動く喜びを感じる能力が備わっています。が、そのような”苦痛”や”不快”というような先入観のままで運動をしようとしても、多くの場合、どんどん嫌いになってしまうパターンに陥ってしまうと思うのです。(中には嫌いだったはずが大好き!に変わる人もいると思いますが)
 
ただもし、そんなあなたの心の中に少しでも「好き」が混じっていたら、その「好き」な気持ちがもう少し育むまで、焦らずゆったりと過ごしながら待つのも手です。
 
そして、動くことの喜びを感じながら生きている人と接点を持ち、感染(ミメーシス)してゆくのが一番良いと思います。
 
私にとっては、動くことそれ自体が目的です。
「キレイになりたい」「健康でいたい」「トレーナーとして身体を維持したい」というような目的のために運動していません。
 
動くことそれ自体が手段であり目的です。
動いている瞬間に目的が達成されています。
手段と目的が同じ形をしている人はその瞬間に喜びを感じることができるので最強です。
 
そういう人と同じ空間にいると、その人の感覚が少しずつ理解できるようになってきます。
 
するとものの見方が少しずつ変わり、いつの間にか以前の先入観が変わっているかもしれません。
 
でもそういう行動を嫌々やってしまうと、必ず反動で「嫌い」が増強します。「好き」な気持ちが少しでもあるな、と思ったなら、「嫌い」を増強させずに「好き」を育めるペースで焦らず過ごしていきましょう。
 
私はテンポの早いかっこいい映画やアニメなんかを観ると、動きたくなる感が増えたりしますね。
 
育み方はいろいろあります。自分自身で模索していってください。
  

 
今年から時間を見つけてスキンダイビングを少しずつやってます。
先日初めてイルカと一緒に泳げました♡
(抗原検査をして陰性でした)