身体の優劣はどうでもよい

今日は、DBトレーナー養成コース、
2期目の初日でした。
 
実践コースは3ヶ月。
トレーナーコースは一年間の授業です。


 
年齢は30代から50代まで様々。
大分県から毎回参加される方も。
すごいです。。
 
私の自慢したいことがあります。
それは、身体が結構ボロボロな方が、参加されているということです。
 
私は、身体の優劣をほとんど気にしていません。
それは、たとえ身体障害者の方であっても、運動のことを学んではいけない
ということはないと思っています。
 
だから、身体がボロボロだからといって、
身体がうまく動かせないからといって、
「私には向いていない」と判断するのは、ナンセンスだと思っています。
 
私は重力と人体の兼ね合いを、見ています。
 
重力に対して、その個体がどのように動けば最大パフォーマンスが発揮できるのか、
ということを見ているのです。
 
身体能力なんて、上には上がいるし、そんなこと、どうでも良いのです。
 
その身体の持ち主が、
どんな骨格で、どんな歪みがあり、筋肉や靭帯の質はどんなもので、
重力に対してその身体をどう動かすべきか、
 
それに取り組んでいること自体が素晴らしいのであって
難易度の高いエクササイズができるかできないか、などは問題ではないのです。
 
それは、「○○が手に入ったら幸せだ」と思う世界から外れる道であり、
最終ゴールと手段が同じ形をしているという状態です。
 
これは実は仏教の曼荼羅の発想でもあります。

(ちょうどよい写真があった。こんなイメージ。)
 
 
そして、そういう取り組み方をするからこそ、
「○○」が気づいたら手に入っていたということもありうるのです。
 
それを無意識に理解して参加された方は、
すでに私のレッスンを何度も受けておられる方でもあるのですが、
 
私が伝えたい大事なメッセージを受け取ってくださっていて、
私は本当に嬉しいなと思います。
 
人と比べず、自分がやりたいと思うことに
前向きに取り組む方たちのことを、心から尊敬します。