身体の悩みは様々。
食べるのが大好きで太りやすい体質だけど
これ以上は太りたくないと思っている人。
子供の頃から脚が太かったり、O脚の歪みがあって
自分はそういう身体なんだと思って過ごしてきた人。
小さい頃に成長に合った靴を履いておらず
外反母趾になったり、正しい立ち方ができなくなり
現在も足や膝などに痛みを抱えている方。
ストレッチをしても身体が柔らかくならない人。
しなやかな筋肉を望んでいるのに
どうしても運動すると筋肉質なボディに
なってしまう人。
「身体を変えたい」
そう思って身体づくりをするとき、
実際に成果をあげるために、一つ、
大事なコツがあります。
それは、動機の部分のことです。
私は身体の専門家なので、身体づくりを行うときの動機は一般の方と全然違います。
私の動機は、「動作の訓練や研究をすること自体が好きだから」というものです。
痩せている私、とか、キレイな私、とか、
そういうことを目指しているのではなく、
あらゆる動作をやってみて、自分はどこまでできるのか、
どうしたらもっとできるようになるのか、
そういう研究をすること自体が私の目的なので
キレイで痛みものなくしなやかに動く身体というのは、
結果的に手に入っているものなんです。
でも、特に、ダイエットをしている方で、「痩せたい」という目的になると
「痩せるための手段」が苦痛に感じやすくなると思います。
例えば、食事管理で痩せるにしても、
食材について学ぶことを楽しむとか、
料理について学ぶことを楽しむとか、
盛り付けやテーブルセットにまで手を出しちゃうとか、
そういう風に、手段自体を好きになる工夫をしてくと良いと思います。
身体づくりだってそうです。
身体の世界はとても面白いんです。
足の骨がどういう構造で、
骨盤や背骨や肋骨がどういう構造で、
だからこういう骨の形をしていて、
筋肉がどこからどこについていて、
だからこういう動きができるんだ、とか、
イカリ肩になってしまう原因は、骨盤と肋骨の崩れによるものだったんだとか、
このバレエの動きは、骨盤は固定し、大腿骨を外旋・屈曲して行うことで、
大腰筋が働くんだ、とか、
そういうことがわかるととても楽しいんです。
そういう知的好奇心を満たすうちに、気づけば今までとは違う行動ができ、
新しい習慣が身についた自分のことを好きになっていきます。
そしたら、もう前の自分には戻れません。
「○○kgまで痩せたい」と思って、仮になんとかして痩せたとしても、
達成したとたん、元の生活に戻れば誰だって身体は元に戻ります。
自分自身をアップデートせずに頑張っても元に戻ってしまいがちなのだから、
自分自身がアップデートできる形で、二度と元に戻らない方法で、
取り組む方が知識も増え、新しい世界も見えてきて、いいことばかりだと思います。
そういう取り組み方がしたいと思う方こそ、
身体づくりに関しての、私の情報を受け取ってほしいなと思います。
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