骨を扱うということ

2018年から改良を加えつつ、年に一度実施してきたトレーニングマスター講座(TMC)。
 
去年の10月下旬から実施していて、先日第6回目が終了しました。
 
  
新スタジオにバレエバー新調して、先日は2時間ケア系、3時間バーレッスンを行いましたが、皆さんヘロヘロになっていました!(が、足にテーピングを巻いて行ったので変な疲労や故障はなかったはずです)
 
そして、そのあと懇親会。
とても充実した1日でした^^
 

 

 
TMCは、オンライン講座「Best Body Club」の内容を土台にして、セルフケア、ストレッチ、日常動作、ピラティス、バーレッスンなどのメニューを一つ一つ丁寧に指導し、身体操作の神経回路を作り上げていく講座です。
 
今年は学校生活が始まるのでこのような講座はできないかな…と思いつつ、一応、諦めてはいません。
 
私は人の骨を扱うのが大得意なので、こういう対面レッスンは能力を存分に発揮できます◎
 
TMCの一幕をちらっとご紹介。

 
ちなみに、ピラティスの業界では一部、「人の身体をベタベタ触ってはいけない」という考えがあるようですが、私はナンセンスだと思います。それは触り方次第だと思います。もちろんむやみやたらに(不必要に)生徒さんの身体を触るのは絶対NGですし、治療系(身体の壊れ方/治し方の知識と技術)の勉強を積んでいない人が触ることは危険です。(相手の身体を壊しかねないからです)
 
でも触り方次第で人の身体は劇的に動き出し、痛みが緩和したり、回復を早めることができます。
 
私はもともと治療家を目指していた人間ですから、痛みのある患者さんの身体をうまく触る技術があるのは至極当然です。その能力を使わずレッスンすることはあり得ません♪
 
持論ですが、バレリーナは治療家としての素質が高い人が多い気がします。私が大変お世話になった2名の先生はいずれも上手でした。施術のやり方を教えるとすぐ習得されていました。
 
それと、「テコの原理」が好きな人は素質ありと思います◎
 
治療家だって、トレーナーだって職人的な仕事です。
 
マニュアル化されたことばかりに頼らず、自分の腕を信頼できるまで自分の腕を磨きましょう。
 
でも自分よがりに陥りやすいから、そこはしっかり客観的視座を見失わず。過信は恥です。
 
今日は話が思わぬ方向へ発展しました~。