しなやか美ボディの秘訣は筋肉だけじゃない

11月からDBボディプログラムを受講されている30代前半の生徒さん。受講直前まで、アウターマッスルを鍛えるパーソナルトレーニングに1年以上通われていました。
 
筋力アップ系のトレーニングを続けていく中で、ヒップには自信が持てるようになったけど、脚はなかなかスッキリしないし、肩こりや首の痛みがひどくなり、トレーニングをしては、鍼に通うということを繰り返しておられました。
 
 
 
さらに、すぐに身体がむくむので、汗出しのために1時間、トレッドミルで走ったりと、とにかく美ボディを維持するために多くの時間を使い、多大なる努力をされていました。
 
DBボディプログラムを受ける前は、たまに私のセミナーを受講されたり、単発でパーソナルレッスンを受講されていましたが、筋肉がパンパンで、股関節、背骨、肋骨がかなり固く、扁平足でもありました。「鼻から吸って」と言っても、空気が肺にほとんど入らない状態。なので、「これはどこから手をつけたらいいものか・・・!」と思いながら、できる限りを尽くす努力をしていました。
 
というのも、その筋トレを続けている以上、私の単発のレッスンを受講したところで、解決に至ることができないからです。しかし、彼女には「筋トレしないと身体がぶよっとなってしまう」という強迫観念が少しあり、でもそんな中で、インナーマッスル専門の私のレッスンに来てくれているわけですから、本人も「どうすればよいか」と悩みながら、模索している様子でした。
 
「筋トレの先生から、呼吸法は教えてもらっていますか?」と聞くと、「まったく」と。
 
「筋トレのあと、首が痛くなるということは、必ずあらゆる箇所のフォームが間違えているはずです。それに本来は、筋トレの先生であっても、呼吸法や立ち方(重量を持ち上げるのだから余計に重要)、その筋トレを行う時の全身の関節のポジションなどをきちんと指導したり、それぞれの骨をどの方向へ意識すべきかというベクトルの概念を教えたりしないと、本当はダメなんですよね。」などとお話ししていきました。
 
本人も、そこに違和感を感じていらっしゃって、「一度しっかり私のレッスンを受けてみたい」ということになり、DBボディプログラムを受講するに至りました。
 
インナーマッスル系は地味なエクササイズが多く、最初は特に分かりづらいです。だから指導にはかなり工夫が必要です。ただ単にピラティスやバーレッスンを指導するというだけでは、せっかくインナーマッスルに興味を持ってもらったのに、すぐに不信感を持たれるかもしれません。
 
その生徒さんは、アウターマッスル系からインナーマッスル系へ、思い切って転換されたので、余計に最初は少し物足りなかったと思います。最初は、「筋トレしないのが怖い」とおっしゃっていましたが、徐々にそういう報告が減り、首肩の痛みは、4回目くらいで辛さがなくなりました。そして、今日、7回目のレッスンでは、
 
・首肩の調子が良い
・全身のむくみがなくなってきた
・エクササイズのあと身体がスッキリする
・お通じも一日2回出る日もある
・脚とウエストがほっそりしてきた
・セックスの時の締まり感が違うと彼に言われた♡
・自分の身体の弱点(くせや歪み)がわかってきた
・呼吸の大事さがわかってきた
・インナーマッスルの腹筋、3回でしんどい!
 
などなど、色んな変化を感じ、報告してくださいました。
 
彼女は最初、骨盤と肋骨のポジションがかなりずれており、特に肋骨の形が変形していたのですが、初回と比べても随分と形がキレイになり、コンパクトな肋骨(=デコルテ)になってきたなと思いました。
 
一度インナーマッスルを使う感覚や、各関節の正しいポジション(正しい軸)の感覚などが理解できると、それらを知らなかった状態には戻れないので、「リバウンドしない身体づくり」が叶うんです。
 
彼女の場合は、キレイな身体になる手段として、筋トレを選んでいただけで、筋トレ自体が好きということではなかったので、私のやり方が受け入れられたのだと思います。筋トレ自体が好きという方も多くいらっしゃると思いますし、その方々の「好き」を批判するつもりはまったくありません。私も、そもそも「美しく理にかなった動作」に惚れているのであって、しなやかな動作の結果、筋肉も、関節もしなやかで、常に循環する身体になったというわけですから。
 
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【DBボディプログラム受講者レポート】
浅井香澄さま(26歳)のレポートはこちらから
 

Yさま(56歳)のレポートはこちらから
 
 
DBボディプログラムとは?