
肩甲骨の可動性を高めるための
様々なメソッドがありますが、
そもそも、肩甲骨ばかりにフォーカスし
肩甲骨自体にアプローチするやり方は
ナンセンスです。
肩甲骨は、そもそも肋骨の上に浮いています。
肋骨や背骨自体が歪んでいるのに
肩甲骨だけ可動性を高めようとしても、
正直申し上げて、ムリです。
それに、肋骨と背骨の土台は、骨盤です。
つまり、肋骨と背骨の歪みを整えるには、
骨盤が整っていないと不可能ということです。
その辺の構造を無視して、肩を回したり、ストレッチする方法を
教えている人はとても多いです。
先ほども、インスタグラムのハッシュダグで
「肩甲骨矯正」というワードがありましたが、その概念が間違っています。
そもそも、肩甲骨は矯正するものではありません。
肋骨と背骨が矯正されるから、肩甲骨の可動範囲が増えるのです。
つまり、肩甲骨の可動性は、結果であり、
それ自体にアプローチするのはナンセンスなんです。
まだまだトレーナーでさえ、そのようなことを理解されていない方が多いのが現状。
身体の構造を理解して、正しく確実に
肩甲骨の可動性をあげていくやり方を普及するため
肩甲骨セミナーを開催することになりました。
現在、5/18(土)に開催する岡山会場のみ、受付中です。
ぜひ学びに来てください。