新スタジオと月一稽古

すっかりブログの更新ができていなかったのですが、先月下旬にスタジオを移転しました!



(今はこの配置ではないのですが、雰囲気をお披露目)

2022年から移転しまくっているのでもはや「ハウルの動く城」のごとく「桃子の動くスタジオ」みたいになってしまっており、最初スタジオがあった目黒区の都立大学からどんどん東に移動しています。が、それでも変わらず足を運んでくださる生徒さんがたくさんいらっしゃり、本当に指導者冥利につきます。

実はここ数ヶ月の間、私は会社を刷新しようと猛烈に時間とエネルギーを注いでいます。

秋ごろに色々と発表できるように動いています。

一般の方々がまだ全然知らない身体の世界をもう少し、願わくば世界中に知ってもらうために、がんばってみようと思います。私一人では無理だけど、もしかしたら届く術に出合えるかもしれません….!

 

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今日は新スタジオになってから初めての「月一稽古」でした。

東京での月一稽古はピラティス部門とバレエ部門に分けて実施しています。

これだけは言えることがあるのすが、身体の使い方って、ぜーったいに一度では覚えられません。

なので今日もそうですが、10年前から言っていることを指導するのは日常茶飯事です。(今日初めて認識できた、という感じです)。

ただ私の指導は一般的じゃないことが多すぎるので、生徒さんは覚えられなくて当然とも言えます。

今日のピラティス部門では足裏をしっかり使うことを目的としてエクササイズを行いました。

バレリーナのように完全に足裏を収縮させると、足裏の筋肉が攣ってしまう人が半数ほどいます。

普通ならここで力を抜いてやめますよね。

でも本当は、足裏が攣った状態でもそれに負けじと収縮し続けると、収縮が勝って攣らなくなるんです。

荒療治的ですが、それをやった方が足裏の機能を回復させるにはとても時短で手っ取り早いんです。

ちなみにうちの稽古では必ず一番最初に足裏や足指のフットケアをやるのですが、足裏の疲労が溜まっていない状態だと、攣ってもさほど痛くありません。

とはいえ生徒さんの足裏はまだまだ硬かったり疲労が抜け切れていなかったりするので攣るとそこそこ痛いのですが、一人の生徒さんがアグレッシブに私の助言を実行しました。

最初はやはり足裏が攣ってしまい、顔をしかめるほど痛そうだったのですが、それでもめげずに続けていると途中で「攣らなくなりました」と言いました!

ちなみにその方は、1ヶ月前から足裏や足指の神経に痺れがある状態でお越しになったのですが、足裏を収縮しまくった結果、その症状にも改善傾向が見られました。

現代の普通の考えなら、足の神経が痺れている人に足裏を鍛えるエクササイズを教える人はなかなかいないと思います。(安静にさせますよね)

私が言う〈理にかなった使い方〉というのは、異常や故障があってもなくても通用するものです。

ちなみに、現代人は足裏がうまく使えていないので、ふくらはぎのアウターマッスル(腓腹筋/ヒラメ筋)や太もも(大腿四頭筋)に過剰に力が入り、下腹部の力が抜けてしまいがちです。

「身体は下から作り上げる」

ので、足裏からやっていかないといくら体幹を鍛えても、使い物にならないというのが私の考えです。

追伸、最近前髪つくりました!


 

 

二子玉川 lulu の成富さん