
テーマ:
一生に一度のダイエットで終わらせるための考察
3/8のブログ記事:
「太る」「痩せる」のメカニズムでは、
食べたものによって体内でエネルギーが
作られるまでのメカニズムについて書きましたが、
その中で沸いてきた疑問について、
先日、生物学の博士に質問して解決したので
そのことについて今日は書きたいと思います◎
ダイエットの方法の一つして“糖質制限”という言葉が流行っていますが
実際のところ、体内ではどういうメカニズムが働いているのでしょうか?
糖質は人の体を動かすエネルギーとして唯一の栄養素です。
その糖質を制限し、供給がストップされると体内では
バックアップシステムが順番に作動します。
◆バックアップシステム1
筋肉と肝臓の中に貯蔵しているグリコーゲンが活躍する
→デンプンなどの糖質は、グリコーゲン→グルコース(最小単位)
に分解されエネルギーに変換されますが、筋肉や肝臓の中で貯蔵されるときは
グリコーゲンに合成された状態で貯蔵されます。
エネルギーが必要な状態なのに供給がストップすると
まずこの貯蔵されたグリコーゲンが最小単位のグルコースに分解され
血液を流れて、エネルギーに変えるシステムである
解糖系、TCA回路、電子伝達系などに運ばれます。
なので、糖質を制限したとしてもこの時点では脂肪は一切減っていません。
では次に、筋肉と肝臓の中のグリコーゲンが
全て無くなってしまったらどうなるのでしょうか?
ここでついに脂肪が動き出します!
◆バックアップシステム2
脂質がエネルギーに変わる「糖新生」が働く!
→糖質の供給が断たれ、飢えている状態になると
中性脂肪がβ酸化というプロセスを経て、アセチルCoA→ピルビン酸を通り、
「グルコース」を作り出します。(これを「糖新生」といいます)
これは、本来人間のエネルギーとなる「グルコース」は
デンプンなどからしか摂れないはずなのに飢えた状態になると、
脂肪が最終的にグルコースを作り出してくれるという画期的なシステムなんです!
なかなか食料が手に入らなくても
生き延びることができるのはこのシステムのおかげなんですね。
・・
このメカニズムを理解して分かることは
糖質を制限したらすぐに脂肪が減るのかというと、そうではないということです。
活動量以上に食べすぎる人にとっては糖質を制限することは、
「適量に戻す」という意味で良いと思います。
(例:デスクワークでほとんど動かない生活だけど
一般的な3食分の分量をがっつり食べている女性。)
ただ、やはり糖質制限だけでダイエットを試みるのは
少し効率が悪いのかなと私は思います。
ここはまだ博士から学んでいない範囲なのですが
脂肪を燃やすには筋肉を使うという手段がありますよね。
食事制限系のダイエットはどうしても食事が貧疎になりがちです。
そのため、一時的な努力としては制限できる人が多いと思いますが、
一生続けていくことはできません。
ある程度ダイエットできたとしてその後食事を元に戻すと、
やはり身体はまた元に戻りやすくなってしまいます。
筋肉も一時的にトレーニングしてつけた場合だと
同じようなことが起きやすいと思います。
トレーニングしているときはいいのですが、ダイエット終了後、
トレーニングをやめるととたんに身体は元に戻ってしまいます。
大事なのは身体のコンフォートゾーン(居心地の良い場所)を変えること。
日常生活野中で、身体の使い方を意識して過ごすと
ボーッと何も身体の使い方を考えずに過ごしている人と比べると
それだけでも使う筋肉量には差がついてきます。
普段からコンスタントに筋肉を使う生活。
その上で、食べ過ぎに注意したり、食べ過ぎたら
翌日調節するなどしていくことが苦にならないボディを手にいれる。
この状態を手にいれることが、2度とダイエットをしなくて良いボディを
手にいれるということになります◎
それはまるで別人と呼べるほどの差です。
私自身がそれを体験し続けているので、その感動を伝えたくなるんです。
私が19歳のころ、身体の勉強をするの身体の使い方を15年経った今、
続けていたとしたら間違いなくこのボディではありません。
下半身太りとか、むくみとか、お腹ぽっこりとか
二の腕ぷにぷにとか、背中の肉がやばいとか
「気づいたらブリッジができなくなってる!」
ということが起きているでしょう。
では、このボディを維持するために今も多大なる努力をしているのか?
というと違います。
・筋肉を動かしたくなる(バレエの稽古がしたくなる)
・バレエの筋肉痛が最高に気持ち良い(笑)
・食べ過ぎると下腹部(=丹田)が抜け、その感覚が嫌だから食べ過ぎなくなる
といったことが好きになるので苦しい努力とは全く違うんですよね。
これが私のオススメするダイエットの考え方です^^
前の自分とは本当に別人の、生まれ変わったような身体です◎
いきなりこの感覚を目指すのではなくじわじわ変化していくのがコツ。
知らない間に感覚を変えていけば、楽しくボディをキレイに変えていけますよ♪