4、「大手企業の倒産理由からヒントを得る」

書籍『世界倒産図鑑』を出版された荒木博行さんが面白い。「なぜ一時代を築いた企業は破綻に至ったのか?」「倒産は教訓と知恵の宝庫である」として、倒産事例を当事者目線で分析し、まとめた本とのこと。失敗事例は、確かに当事者がなかなか語らない面があるけれど、そこから学べることはたくさんあるはずだと思いますよね。

TBSラジオ『荻上チキ・Session-22』の12/23のメインセッションで取り上げられていたのですが、本の中を一部抜粋して、ラジオで紹介された大手企業の失敗事例で、私自身の会社経営における指針が定まる良いヒントを得られました。今日はそのことについて書いてみます。

ヒントを得られたのは、「そごうの倒産」について語られたとき。
そごうの倒産理由は、ざっくりいうと、社長自身の過去の成功体験のみをバックボーンとして経営戦略を立てていたために…

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