4、「ハロー・アンド・グッバイ」

舞踏のワークショップを受けたときの、田中誠司先生の「ハロー・アンド・グッバイ」という言葉が心に残っています。しゃがんだ状態で、両手を床に優しく触れ、十分に触ったあと、愛おしい床とさよならをするという動きの中での言葉でした。

生きていると、色んな出会いや別れがありますが、その出会いや別れを「ちゃんとやる」ということが大事なんじゃないかと、先生のお手本を見ながら思いました。

私は、どちらかというと、さよならが嫌いな方です。なのでいつも時間を守れません。「あともうちょっと」と思ってしまうのです。(だから音声ボイスが10分で収められないのです)でも、例えば平先生と対比すると面白いのですが、平先生は、ものすごく切るのが早いです。

3分前まで重要なお話をしていたと思ったら「じゃ、そういうことで」と言って…

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