思い込みの檻から抜け出して

今日もみっちり3レッスン。
 
自分のことが嫌いだと思っている方が、何がどう嫌なのかを聞いていくうちに、そう思うようになった要因が幼少期に起きていて、
 
   
本来は抱えなくても良い思いをずっと否定できずに内面化されていたことがわかり、涙、涙のレッスンになったりもしました。
 
執着や嫌悪の理由がまともに説明できない場合、子供の頃にその理不尽な価値観を植え付けられている、なんてことはよくあります。
 
(※これはよくあるからといって「みんな色々とあるんだから」と片付けてはいけない類のものだと私は考えています。)
 
その方は私のレッスンに通ってくださっている人ですから、私に言わせれば相当、自分の身体を大切にされている方です。なのに自分のことが嫌いだなんて、明らかに言動が一致していないので、お話を聞いてなるほどそういうことかと納得しました。
 
よかった、よかった。
その人が自分への理解が深まって。
 
しっかりと子供の頃の自分に「お前は間違えていないよ」と何度も何度も伝えてあげてほしい。
 
その子が笑ってくれるまで。
 
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初めてパーソナルレッスンを受けられた方は、自分の身体のことを、他者からの評価によってダメだと思っておられるような気がしたので、「あなたの身体にひどい問題は何もない」という別の視座からお話をしてみました。
 
私は身体を触ると、その感触でその人の状態がある程度わかります。
 
その人の細胞はとても元気。
子供の頃から運動している方なので、子供の頃に何もやっていない人と比べれば、やはり基礎体力が全然違います。
 
でもそういうのは、色々な人の身体を触って比べることができるプロでないとわからないものです。
 
帰りは、
「私自身も知らない筋肉を動かしてくださりありがとうございました」
と的確な表現で感謝を伝えてくださいました。笑
 
その方はなんとロサンゼルスに住んでいるときに、そこで出会った友人から私を知ってくださったとのことで、すんごいご縁だなと、果てしない偶然に喜びを感じました。
 
出会いって、不思議ですね。
 
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人の脳には他の動物にはない「想像できる力」があり
それによって希望を見出すことも、自分を思い込みの檻に閉じ込めることもできてしまう。

自我が引っ込み、身体が主体になれば
そういったものから一旦切り離すことができるのだと思います。

明日は実習!早く寝ます。