骨と骨の位置関係とは

今日は、開脚ワークショップを実施しました♫

「開脚したい!」というよりも、「なかなかままならない私の股関節。どうしたものか。」という思いをもって参加してくださった方が多いかもしれません。
 
 
ピラティスでは「アライメント」という概念を学びます。
 簡単にいうと、「骨と骨の位置関係」のことを指します。
 
このアライメントが崩れることで関節がスムーズに動かないということが起きています。
 
例えば「正しい立ち方とは、くるぶし、股関節、肩、耳が、横からみたら一直線であること」と知ったとしても、それが実際に自分の身体でできているかどうかは、全く別問題です。「それをすぐに自分の身体で再現できたら苦労はしないよ」という話で、それを身体で理解するためにレッスンを受けてもらうわけです。
 
特に難しいのが、「膝とつま先を同じ向きにする」ということです。
 
文字で書くとこんなに簡単なのに、実際にこれが正確にできる方は、訓練を積んだ人でもなかなか難しいです。(それくらい、位置関係がずれていることが普通である方が多いということです)
 
ワークショップでは「関節と関節の正しい位置関係」を色んな形で練習しました。そうすると今まで使ったことがない筋肉が感じられたり、動かしたことがないような動きをしている感覚になります。
 
ただ、一度のレッスンでそのアライメントが覚えられたらすごいのですが、何度も何度もそのポジションを体感しないと身体で覚えることは難しいです。しかし一度身体で覚えることができたら、忘れることはなかなかありません。(練習をサボっても大丈夫になります)
 
それが「習得する/自分のものになる/身に付く」ということなんです。
 
知る
体験する
繰り返し体験する
理解する
繰り返し理解する
習得する →二度と忘れない領域
 
というような流れでしょうか。
 
長い道のりだなと感じる方もたくさんいらっしゃると思いますが、習得していくと、次の習得が抜群に簡単になりますから、どんどん面白い世界に入っていけるので、身体を大事に使いたいな~と思っている方にはぜひお招きしたい世界でございます!
 
本日お越しいただいた皆様、ありがとうございました!
 
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次は7/9(土)にバレエエクササイズWSを開催しますので、ご興味のある方は「吉永桃子公式メルマガ」にご登録ください。6/28にメルマガにて詳細のお知らせをします~。