BEST BODY 集中講座の収穫

3日間のBEST BODY 集中講座、本日無事終了しました。
 
本当に文字通り、身体のことしか考えない3日間となり、皆さんあちこち筋肉痛になりながらも、その変化や気づきを楽しく享受されていたと思います。
 
  
私が一番嬉しかったことは、皆さんが自分の身体に対する見方や捉え方を改め、私の身体観というか、私の身体に対する見方、捉え方、扱い方を受け入れようとしてくださったことです。
 
例えば「桃子先生のメソッドのことはずっと前から知ってはいるけれど、ゴルフボールフットケアは痛いから全くやっていません」と、1ヶ月前のカウンセリングでおっしゃっていた方が、この講座でしっかりと実践し、「フットケアをしても痛くない状態」になり、「適切に身体のケアを行えば、痛さはなくなり身体は想像を超えて変化するのだ」ということを身体で理解してくださったということです。
 
それとか、「自分の身体は全然ダメだ。他の人はとてもうまくてどんどん理解して変化していくけど、私は身体が痛くて全然うまくできないし、わからないままだ」という見方をなかなか変えてくれなかった方が、私の言葉に耳を傾け、うまくできなくてもできることをやろうと考えを改め、それでもトライしてはできなくて何度も投げ出しそうになりながらも、投げ出さず最後まで取り組んで、その結果、以前の視座では絶対に辿り着かなかった体験や気づきを得られたということも、大きな収穫です。
 
多くの人が自分の身体に良いことや悪いことを自分の経験値のみで判断するため、それはプロの私からすると「実は適切な判断ができていない」というのが正直なところです。
 
例えば、運動経験が乏しい方の中には、筋肉痛になることですらその変化を「良くないことだ」と受け取る方もいらっしゃいます。少しでも身体が痛くなると、動くことをやめてしまったり、ちょっとやってみて手応えがわからないと、すぐにやめてしまったり。(そうなる気持ちはわかりますが)それではなかなか身体は変化できないのです。
 
でも受講者の皆さんは、私が見えている世界を少しでも自分のものにしようと取り組まれていました。これは簡単なようで実は難しいことだと思います。
 
長い時間を一緒に過ごすからこそ、得られた成果なのではないかと思います。
 
「あなたの身体は素晴らしい」私はいつもこの前提をもっています。
キレイゴトでしょ?と思う方もいると思いますが、そんなことはありません。
私の目にはいつも、その人の身体の素晴らしさが映っています。
 
だからその視座をわかってもらいたくて、伝えているのです。
もし全然わかってもらえなくとも、私の目にはそう映っているので、伝えるしかないのです。
 
 

 
ビフォー・アフター。
可動域の変化だけが成果ではありませんが、
最初と最後にどれだけ違うか確認したく、記録しました。