パーソナルレッスン@京都

今日は久々に京都でのパーソナルレッスンを実施しました。(写真はスタジオ近くの有名なドーナツ屋さん「Koe’」)
 
昔からの生徒さんは、出産後骨粗鬆症となり、子供を育てる中、背骨や肋骨の骨折で大変な思いをされていた方。
 
 
(でもダンスをずっとされていて活発な方です!)久しぶりだったけど身体は全然衰えるどころか、以前より状態がよく、ご本人の努力が身体にしっかりと出ていました。
 
そして今日初めて対面レッスンを受講された方は、コロナ患者を実際に受け入れていらっしゃった医師の方で、コロナ禍になってから初めて県外に来たという方でした。コロナ禍ではストレス発散で通っていたフィットネスジムにも行けなくなり、家と病院を往復する生活でとても疲弊されていたとのこと。一番頑張っている方が最も制限を受け批判の目にさらされ、人間らしくない生活を強いられていたのだと思うと、本当に理不尽さを感じます。
 
そんな中、その方は去年4月から始まったオンライン講座『Best Bpdy Club』で学んでくださっていて、今日は対面レッスンは初めてでしたが、前提知識と1年7ヶ月間の実践によってレッスンが非常にスムーズにでき、たくさんアドバイスができました。
 
この方は胸椎がかなり硬く、レッスン前は背反らしで後ろが全く見えない状態でしたが、レッスン後はちゃんと後ろまで見えるくらい背反らしができるようになりました◎
 
また、この方は呼吸はしっかりとできるのですが、勢いよくやりすぎていて、必要以上にアウターマッスルを使ってしまい、柔軟性を失っていたことを指摘し、インナーマッスル優位で行う呼吸の感覚を掴んでもらうこともできました。
 
やはり私のレッスンは、理論的/座学的な部分の知識を理解した上で実践を積んでもらった方がより中身の濃いレッスンができますね。世の中ではまだまだ一般人が知っている範囲の知識のみで運動や身体づくりに取り組む方が多いと思いますが、私からすると、動きにまつわるあらゆる概念や理論を知らないまま身体づくりをすることは本当に効率が悪いなと思います。
 
「説明書も読まないで機器を扱っても動かない」という経験は誰もが大なり小なりしたことがあると思いますが、身体もそれと同じというか、もっともっと複雑です。また、身体は適切に扱うと一瞬で変化するはずなので、何度やっても変化しないということは、何か扱い方がおかしいということです。
 
私自身は自分の身体の扱い方にかなり長けているので(プロなので当然ですが)、たったひと呼吸を丁寧に誠実に行うことで背骨を調整したり、疲労を流したり、筋肉痛になるくらい筋肉を発揮することなどもできます。
 
これは訓練をしないと見えない世界なので誰もがというわけにはいかないですが、呼吸一つとってもその質によって結果は全く違ってくるのだということをまずは知ってほしいなと思っています。
 
本当に人の身体は一人一人違います。その人の生き様が身体に出ているなと感じることが多々あります。それを発見したり、私の手を加えたことで変化していく過程など、すべてが面白いです。最近は、きちんとした食生活をされている方の腹部の感触とか、調子が悪い方の感触などの違いも分かるようになってきました◎いろんなことが見えてきます。
 
10/29まで受講生を募集しているオンライン講座『Best Body Club』は私の動きのメソッドの集大成的な内容です。今先ほども、「6月に捻挫をしたがBest Body Clubで学んだ応急処置を施したらあまり腫れず、回復が早かった」というお声も届きました◎自分が自分の身体を回復に導いてあげることはいくらでもできます。初月はお試し期間もありますので、興味のある方はこちらからぜひチェックしてみてください。