スキンダイビング講習[海洋実習レポート]

今日はスキンダイビング2回目の講習である海洋実習を受けてきました。
 
記録として書き残しておきたいのでブログに掲載しておきます。
 

●浜辺の天気はあいにくの
小雨→曇りときたま晴れ→〈強風〉のタイミングで入水したので、水中はにごっていて視界がかなり狭かったのですが、今までの私ならそういうにごった水中に対して恐怖を抱いていたはずが、さほど恐怖を感じずに4〜5mくらい潜ることができました。
 
●ほんの一瞬だけ寄せてもらった
ほんの一瞬だけ、黄色いお魚さんたちに混ざって一緒に泳がせていただきました。そのときが一番嬉しかったです。
 
「あ、鮮やかな色のお魚さんの群衆だ。まざっちゃえ〜」と参戦したら
「え?あんた誰?」って目で見られた気がしました。
視界は悪くても、他にも小さなお魚さんたちを見れて楽しかったです。

●気づきのあれこれ 
気づきはたくさんあります。
まず一番苦戦したのは呼吸。
 
1、鼻から吸ってしまう
どうしても無意識に鼻で吸ってしまうようで、特に最初の方はいきなり鼻に海水が入ってしまいました。口でも吸っているのですが、鼻にも空気が入ってしまう。するとマスク(目と鼻を覆うやつ)がずれてしまい、余計に呼吸が乱れ、海水を飲んでしまいます。 

いつも遅い起床の私が6時前に起きて家を出たので身体の目覚めが遅かったんでしょう。移動中も睡眠時の腹式呼吸みたいな感覚だったので、切り替えがまだスッとできないようです。練習あるのみです。
 
2、マスクのずれ
終始マスクのずれとの戦いでした。潜るたびに後頭部のバンドの位置が下がってしまうのです。髪の毛を束ねる位置が低すぎたのも影響しているとわかりました。そろそろ自前のを買って、バシッとつけてストレスフリーで潜れるようになりたいです。
 
3、詰んでしまって海水を飲む
それと、自分がどういう状況になっているのかまだ把握できていないのですが、息を吐いたあとにスノーケル(ノズルのやつ)に水が入ってしまい、スノーケルクリア(ノズルの中の海水を吐く息で吹き飛ばす)をしようにも吐く息がなくて吐けないし、かといって吸うわけにもいかない(吸ったらスノーケル内の海水を飲んじゃうだけ)という状態に2度おちいってしまい、仕方なく水面から顔をあげ、なんとか息を入れ、その息でスノーケルクリアをする、みたいなことがありました。(ある意味、わずかな呼吸で体勢を立て直すのは鬼滅の刃っぽいです)
 
あれは、私は一体、何をどうしちゃってるんだろう。
とりあえず、今日は2回海水を飲みました。
 
4、成果
でも良い成果もありました。
潜るときの身体の使い方はもう身体で覚えたようです。
潜る前にしっかり息を吸って、止めてから90度に骨盤から身体を折り曲げ、身体を真下に向かわせながら足につけているフィンまで垂直に入水する動き。これ、めっちゃ好きですね。
 
5、耳抜き
また、4,5mなら耳抜きをしなくても良いようで、水中で耳抜きをする練習ができませんでした。
 

6、海の怖さ
あと今日は風が強いので流されやすかったと思うのですが、どっちが沖でどっちが浜辺か、どこに先生がいるか、という方向感覚は時折確認しないとすぐに見失います。
 
一緒に参加した方とバディを組んで交互に3回くらい潜ったら、先生とだいぶ離れました。それでいて、潜りやすくするために重りを腰につけているのですが、今日つけた重りは私には少し重すぎたのもあったからか、水面で顔をあげたままにするのも数秒程度しか維持できない。
 
もし裸眼だったら水中の視界がほとんどなく、足のフィンがなければどんどん流されるわけで、一気に体力を失うだろうと思います。人が溺れ死ぬ事故が絶えないのがよくわかりました。マスクとスノーケルとフィンという武装がなければ、死とすぐ隣り合わせって感じがします。
 
ちなみに一緒に参加した方が途中、足裏がつったのですが、手っ取り早く手助けしました。足裏だからまだ良かったのだと思いますが、水中でふくらはぎがつった場合は、厄介そうですね。陸ではまっすぐ立って重力を垂直にかければすぐおさまりますが、水中ではそれができないので、私がそばにいるならさっと治して差し上げますが…
 
7、ヒートロス
ウェットスーツは入水前はものすごく暑苦しかったですが、24度の水温に1時間入水しているだけで最後は寒くなり、少し震えていました。
 
8、鼻水現象
そして陸に上がって温かいシャワーを浴びた後、水のような鼻水がとまらなくなり、面白かったです。下を向いたら、蛇口を捻った水のように落ちてゆきます(笑)しかも、水中では左の鼻で吸ってしまっていたようで、陸に上がったあとも左の鼻からしか水が落ちてきませんでした(笑)今も少しだけ出そうになります。出るものはもうなさそうなのに、どこから出てくるんだろう(笑)
 
●グルメ
帰り道に先生オススメの海鮮料理屋さん『貝殻亭』の『カサゴの唐揚げ定食』を頂きましたが、全部美味しくてペロッと食べれてしまいました。こういう店は都会にはないのでもう最高です。浜辺からも、料理屋さんからも富士山が見える良いロケーションでした。
 

 
最初の講習はこれで終了で、次回以降はツアーに参加したり、プールで練習をしていくと良いとのことで、感覚が鈍らないようにコンスタントにトライしていこうと思います♪体験レポートでした。