変化する身体とのおつきあい

身体は毎日、毎秒、一瞬ごとに変化しています。それに、年齢を重ねるごとに「その変化自体」に変化が起きます。

私も30後半になって今までなかった変化に遭遇する機会が増え、面白いなと感じています。
 
 

直近の私の身体の変化もいろいろありました。
 
変化のきっかけは前回の生理から。
 
ここ数年の私は生理になるとお腹が減らなくなり、初日は特にほとんど食べなくても体重が増え、生理が終わるころと同時に食べてもすぐ消化される感覚になり、ウエストのシルエットも体重も元に戻るという傾向があります。(腹痛や生理前の予兆などはほとんどありません。いつも突然くる感じですが、カレンダーを見てみれば、毎度28日から30日周期できっかりきます)
 
生理になりウエストがボリュームアップし、体重もいつもより少し(1kg弱)増えていました。
 
しかし今回は生理が終わった後もその状態が続き、お通じも毎日1,2回はありますがいつもより少し調子が悪い感じでそのまま2週間くらい経ちました。(この間、運動してもこれらの変化はほとんどなしでした)
 
それで今朝はやっと身体がいつもの感じに戻ったようで、昨夜から今日の起床時の間で体重が1kg近く減るという現象が起きました。(お通じはあまり変化を感じません)それで「あぁ、流れていったということはウエストに長らくあったものはむくみだったのかな」と理解しました。
 
こんなふうに、元に戻る力(回復力)が年齢を重ねていくと落ちていくのだと思います。
 
こういう小さな変化が積み重なって長期的に大きな変化が生まれるわけですが、「以前より痩せない身体(元に戻らない身体)になった」と感じるのは、小さな変化に気づいていない方が多いのかもしれません。
 
それとたとえ自分の身体であっても、思うようにならないのが当然です。
 
ただし、だからといって何も対応しないというのでは、やはり動きづらい身体へとさらに変わっていってしまいます。小さな変化のうちに対処しておくのが一番楽ちんです。
 
今回の私は、
・あまりお腹が減らない上に食べるとお腹が張る感じがあったので食べる量や内容を調節する

・身体を適切に動かしケアをする(バレエ/ピラティス上級エクササイズ/ヨガ/背骨、骨盤、足の調整など)

・しっかり寝る

・しっかり出す(排便)ための工夫をする(保湿/腹巻/腹筋ほぐしなど)

このようなことを意識し、工夫しました。
 
このとき、変化があまり見られなくても一喜一憂しないことは結構大事かもしれません。
 
私はそもそも身体の面白さに魅了されている者ですし、身体の観察魔なのでいろんなケースを知っています。なので一喜一憂することはほとんどないですが、ダイエットに悩んでいる人は思い通りにならないことに対して感情的に翻弄される方が多いと思います。
 
怒っても落ち込んでもそれで循環する身体になれるわけではないので、自分の身体とコミュニケーションを取るための目や知識をつけ、淡々と植木に適切に水をやるようにお世話してあげるのが一番です。
 
自分の身体の扱い方を知って
自分の身体を乗りこなす
 
この目的を見失わないようにするのがおすすめです◎
 
(これ、いつ頃の写真だろう。髪の毛長い。多分5,6年くらい前の写真)