「何気なく食べる」習慣を疑う

ここ最近、食べるのを後回しにして猛烈に頭をフル回転させて色々考えたり、没頭する機会が3度ほどあったのですが、そうするとやっぱり、身体(胃腸)は楽ですね。 
 

 
(記事を公開したあと読み直したら、「頭をフル回転させているのにやっぱり身体は楽だ」という感覚を共感できない人もいるかもと気づいたのですが、私の身体は1日や2日程度の長時間の集中状態が続いても身体が大して疲れないのです。肩こりや倦怠感などがありません。もちろん頭は使っているのでよく眠れますが。そういう前提で、「食べない状態が続くと身体は楽ですね」というお話をしたくて書いています)

私はもともと1日2食しか食べないですが、それでもほとんど食べない日があった方が身体が楽になるのを感じます。
 
特に生理期間は、私はものすごく吸収するタイプなので、きちんと食べなかったとしても体重はほとんど変わりません。逆にきちんといつも通りの食事をとっていると、身体が重たく感じます。
 
『昨日と同じ状態が続いている』と思って生活されている人の方が圧倒的に多いとは思いますが、私は毎日違う状態であることをめちゃ実感して生活しています。だから食事の取り方も、その日によってこまめに調節しています。
 
アスリートやダンサーも試合や舞台という目的のために同じようなことをしていると思いますが、一般の人だって、『身体の日々の調整』をすることに慣れてしまえば、大した努力と思わずに、軽やかで動ける身体でいることは簡単だと思います。
 
大事なことは、頭で考えて身体の日々の調整をするのではなく、自分の身体を見て、感じて、それにあった調整をしていくといことです。情報化社会では、たくさんの情報にやられて、これを履き違えて身体づくりをする人がとても多いと思います。
 
私の考えでは、身体はあなたの奴隷ではなく、身体こそが主体だと思う視座が持てると、無理やりコントロールしようとする身体づくり(例:「言うことを聞け!」「なんで努力しているのに痩せないの?」という世界)から、自分の身体を知り、それに合ったことができる調和型な身体づくり(というか、自分の身体と呼吸を合わせて生きていくすべというか)ができるのだと思います。(例:「私の身体さん、今回の生理は数日間、あまり食べない方が良さそうですね。そのようにします」と身体の具合に自分の行動を合わせる)その先に、自分史上最高ボディがあると思っています。