今までの「普通」がガラッと変わるとき

今はすっかり非常事態。
でも今回は被災地が世界中だから
地震のときみたいな寄付の体系が作れない。
 
そういう募金的なものですら、
どこにいくら使うか、考えないといけない。
 
そして今実際に大変な人は、自ら声をあげなきゃいけない。
ものすごい数の小さな団体たちが、声をあげている。


 
まだ「平時に戻れば」
と思っている人がいるかもしれないけど
今となっては、元に戻るということはないと捉えるのが正解だと思う。
 
ネガティブなことばかり耳に入るかもしれないけれど
客観的に何が起きているかをみて、どうなるかを考えていけば
「では、これから何ができるのか」が見えてくる。
 
つまり、情報は受け取るだけではなダメで
情報を受け取るときは、その情報をもとに自分で考えるということが大前提。
 
どの情報を受け取ればいいか?
 
それはあなたの身体に聞いてみればいい。
 
あなたの身体が反応する人の言葉。
 
「この人、すごいな」ってあなたが感じ取った人の言葉。
そこから辿っていけば、世界はある程度、見えてくる。
 
そのときも、その人の言葉を鵜呑みにするのではなくて
自分で咀嚼する、考えることが大前提。
 
日頃からその訓練をしていない人は
世界がいっきに変わっていることを
捉えるのに時間がかかってしまう。
 
でも言葉なんて、実はからっぽ。
言葉なんて、なんとでも言える。
 
でも、あなたの身体で感じ取るものは
言語ではない。
 
身体は、言語を介さないで物事を受け取れる
唯一の道具でもある。
 
感じたことを認識するときは言語が必要だけど
受け取ったそのときは、言語化していない。
そして、言葉にできないものはこの世にたくさんある。
 
内側から教えてくれる。
あなたに大切なことは、あなたの内側からサインが出ている。
 
たとえば私が今、内側から湧き上がった思いを言葉にしたように。
 
今日、起きてから何かを感じていて
いろんな情報に触れる中で、
今やっとそのダムが崩壊して文章となった。
 
言いたいことの100分の1くらいだけど、
この小さなサイクルが糧となる。