身体は下から作り上げる

O脚・X脚の方、
骨盤の歪み、下半身太り、
むくみなどで悩んでいる方、
膝、腰、肩などに痛みがある方、
 

 
そういう方は、自分の足の爪や、足裏の角質を確認してみてください。

足の爪はすべてキレイに生えていますか?
リラックスさせた時、全ての足指は、反っておらず、まっすぐな指ですか?
足の親指周辺や母趾球、指の付け根やかかと周辺に角質はできていませんか?

身体のあらゆる歪みやむくみ、痛みの根本的な原因の一つとして
【立ち方】【歩き方】が正しく行えていないという点が考えられます。

足は身体を支える土台であり、そこがおろそかになったまま、
いくらマッサージしても、いくらトレーニングをしても、
故障しない身体を作り上げることはできません。

ピラティスは、歪みのない機能的な身体を作り上げるのにとても有効ですが、
立ち方をさほど詳しく指導しないところが玉に瑕だと思っています。

ピラティスは戦時中に作られたメソッドであり、
当時の時代の医学は、負傷兵を早く復帰させ、戦場に再度送り込むためにがありました。

だから、基本的にはベッドの上で行えるエクササイズが主で、
実際にピラティスのマシンは、負傷兵に使っていたベッドを改良して作られています。

まだ、バレエや武道などは、そもそも立って行う動きばかりなので、
立ち方を詳しく教えてくれる先生はいると思います。

でも、それでも、足がすでに変形している大人が、
バレエや武道などで正しい立ち方を学んだとしても、
なかなかすんなりと正しく動かせないというのが現状です。

さらに現代は、地面が硬く、良い靴も少ないです。

そのため、ただ立ち方を教わるだけでは不十分で、足指の変形を矯正する方法の他、
まっすぐ歩く、右に曲がる、振り返る、しゃがむ、などの動作をするときに
どのように足を使うのかということまで、詳しく学ぶことが良いと思います。

全ての動作を行うときの、足の使い方にはルールがあります。
例えば、右から左にターンするとき、右足のどこでターンするかによって、
膝や股関節、上半身にかかる負担が大きく変わります。

もし、母趾球を軸にターンする動きを繰り返していたら、膝を故障する確率がかなり増えます。

例えば、サッカー選手が膝の内側側副靱帯の損傷で故障するのも
ほとんどが、この間違えた足の使い方が原因だろうと思います。

正しくは、右親指の先端を軸にターンしなければなりません。

たとえ日常動作であれ、スポーツであれ、正しく足を使えないと
足が本来負担すべき重力を他の関節が担うことになり、
一般人でも、何十年と無意識にそれを繰り返すことによって、故障にいたったり、
故障に至る前に、むくみや歪みがひどくなっていきます。

美しい身体をつくるには、足の使い方を正しくする必要があります。

足に特化した使い方については、『外反母趾セミナー』にて詳しくお教えしています。
3/3に東京にて実施しますので、足の矯正や、正しい使い方を詳しく学びたい方は、
ぜひご参加ください。

◆外反母趾セミナー