激しい運動だけが筋肉を作るのではない

私は小学生のころ、小児喘息を患っていました。
特に小学校中学年の頃がひどかった記憶があり
発作が起こると座った状態しか眠れませんでした。
 


 
中学、高校となると、喘息の症状はかなりましになりましたが
部活のトレーニングや体育の時間のマラソンになると
ものの数分で「ぜいぜい」「ヒューヒュー」が出てくるので
スポーツが大好きな私でもマラソンだけは大嫌いでした。
 
マラソンをする機会がなくなった今、喘息とは無縁の生活を送っていますが
今でも多分、寒い冬に5kmほど走れば、症状がすぐに出ると思います。
 
そんな私が、呼吸を重要視する、ピラティスやバレエに出会ったことは
本当にラッキーだったと思います。
 
敏感な気管支に負担をかけないで、基礎体力を上げることができるんですからね^^
 
たまに私がバレエの稽古をしている風景をInstagramでライブ配信しているのですが、
その動きはとてもゆっくりで、さほどきつい運動には見えないかもしれません。
 
でも、やってみればわかるのですが、実際はちゃんときつい稽古なんです。
でも呼吸はほとんど乱れません。
 
激しい運動をしなければ筋肉は働かない
というイメージを持っている方もいると思いますが、実はそんなことはありません。
 
呼吸に合わせて身体を意のままに(=美しく)コントロールするという運動は、
身体の歪みが改善できるだけでなく、きちんと筋肉も働き、身につきます。
 
元々ピラティスは、戦時中、負傷兵を回復させるために
考えられたメソッドであるので、リハビリの役割もあります。
だからゆっくりな動きが多く、運動が苦手な人でもできる方法が多いんです。
 
今通われている50代の生徒さんは、五十肩、足底筋膜炎、ぎっくり腰
という症状をお持ちなのですが、日に日に動きが改善されています^^
 
整形外科などでは、「痛みがあるときは安静に」というアドバイスがよくされると思いますが
私からすると、できることがたくさんあるのになぁと思うことが多々あります。
 
“動かした方が解決が早い”ということは実際にあります。
 
「ほぐす」よりも「食事管理」よりも「安静」よりも“適切に動かす”方法もある
ということを知ってもらえたら嬉しいです^^!
 
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