太りやすい体質の人に効く!”食べ方のコツ”

私はもともと太りやすい体質です。
正直、今でも太りやすい方だと思います。
 
私がダイエットをしたのは19歳の頃の
人生で一番、体重がピークだったときだけです。
それ以来、リバウンドは一切していません。


 
にも関わらず、食事制限は一切しておらず、
好きなものを好きな時に好きだなけ食べます。
 
では、どういう食べ方をしているのか
そこが大事なので今日はその話をしましょう。
 
(お薬の副作用などで痩せにくい方など、
原因が別にある方は参考程度に読んで下さいね)
 
まず、リバウンドを繰り返している人に、知っていただきたいことがあります。
 
それは、体重であれ、ボディラインであれ、理想ボディにしていくときに大事なのは、
【最終的に習慣を変えること】です。
 
今までと同じ食べ方をしたら、今までと同じ体重になります。
そして年齢を重ねるごとに身体は衰えますので、どんどん増えやすくなります。
 
今までと同じ身体の使い方をしたら、今までと同じボディラインになります。
そして年齢を重ねるごとにどんどん助長されます。
※良い方に助長されるか、悪い方に助長されるかは身体の使い方次第。
 
だから、一生リバウンドせず理想ボディでい続けたいなら、
【あなたの身体にとって、どういう食べ方をすれば良いのか】を知り、
それをくせにしてしまうことが大切です。
 
身体は、骨格も体質もかなりの個人差があります。
私が成果を出している食べ方を参考にしつつ、ご自身で見直してみてくださいね。
 
・・
 
それではまず、私自身の Before/After の比較をします。
 
◆元々の体質
・0歳時から便秘症(数日出ないのは当たり前、ひどい時は1ヶ月に1度しか便が出ない&下痢)
・低体温(平熱35.8度)
・低血圧(朝起きれない)
・貧血(毎日数回立ちくらみ。氷をバカ食いしていた)
・冷え性
・生理初日に腹痛
・乾燥肌
 
◆体重ピーク時(18歳・59kg)の食生活
・朝:6枚切りパン、牛乳350mlくらい
・昼:菓子パン2つ、ドリンク350ml〜500ml
・夜:母の作ったご飯(サラダ、白米300g、味噌汁、唐揚げ5つ、ひじきなど)
・食後の間食:ポテトチップス一袋、チョコレート5つほどは必ず食べる
・ミスタードーナツでバイトの日の場合:休憩にドーナツ1つ、夜24時にドーナツ2つ
 
◆体重ピーク時の運動量
・自転車20分
・電車通学1時間半
・アルバイトの日場合、18時〜24時くらいまで立って接客
 
・・
 
◆現在の体質
・お通じは1日2回
・体温正常(平熱36.3度)
・血圧正常(でも朝は苦手です)
・貧血の症状は全くなし
・冷え性ではないが寒がり
・生理痛なし
・乾燥肌は継続中(毎日ボディクリームで対応)
 
◆現在の食生活(35歳・47kg)
・朝:バナナ、ヨーグルト、6枚切りパン、牛乳350mlくらい
・昼:なし
・夜:白米200g、野菜たっぷり味噌汁、唐揚げ3、4つ
・食後の間食:ポテトチップスなら半分 or チョコレート3つほど or 食べない
 
◆現在の運動量
・レッスン:3〜5時間ほど
・バレエの日は1時間ほどバーレッスン
 
比較するとこんな感じなのですが、ここで言いたいのは、
 
・体重59kgの人は、その体重を維持するだけの
食事量と運動量を行っているということと、
 
・体重47kgの人は、その体重を維持するだけの
食事量と運動量を行っているということです。
 
では、現在の食事の摂り方の、もっと具体的な内容について書きましょう。
 
◆現在の食事のルール
 
1、40分くらいかけてゆっくり食べる
→すると腹時計が正確に働く
→「もういらない」と分かるので、食事が残っている場合でもそれ以上食べない。
 
2、なので基本、腹6分目~8分目まで
 
3、若干食べ過ぎが続くと晩御飯をほとんど食べない(果物などで済ませる)
→月1、2回はそういう日がある
 
4、一口で食べる分量は太っていた時の半分
→30回噛むのが面倒なので口に運ぶ量で調節している
 
5、次の食事は最低でも5時間はあける
→月3回ほどは12時間ほどあけることがある
→空腹だと丹田に力が入りやすく、その状態が好きになる
 
6、最初に口に入れるのは野菜か果物
 
7、氷入りの冷たい飲み物は年中飲まない
 
8、甘いものを食べるときは温かい飲み物と一緒に摂る
→やっぱりゆっくり食べる
 
9、一気食い、一気飲みはしない
 
・・
 
以上です。
 
「桃子さん、結局あまり食べてないじゃないですか!」
「やっぱり制限しているでしょう!」
と言いたくなるかもしれないのですが、違います。
 
食べるのを我慢しているのではなく、本当にそれ以上要らないんです。
それ以上食べるとしんどくなるので要らないんです。
 
これが、習慣を変えたということです。
私の身体にとっての居心地の良いゾーン、つまりコンフォートゾーンが、
太っていた時期とは全く違うということです。
 
現在の私の身体は、常に丹田に力が入っています。
 
(※丹田を別の言い方で言うと、下腹部のインナーマッスルが働いている状態です。ちなみに、最も丹田が抜けやすいのは椅子に座った時です。椅子の上であぐらをかく場合はまだましです。)
 
食べ過ぎたり、1日便秘だと、この丹田(下腹部のインナーマッスル)が
うまく入らず(働けず)ずっと抜けっぱなしという感覚になります。
 
すると、身体が徐々に崩れ出す感覚があります。
(例:骨盤や背骨が歪み、腹筋や背筋がうまく使えないなど)
 
逆に、空腹時は丹田に力がかなり入りやすいです。
(ちなみに今も7時間何も食べてないのでいい感じです。)
だから、この空腹時の感覚が好きなんですよね〜。
 
丹田が入っている身体だと、常に軽やかでいれます。
身体を重たいと感じません。
いつでも飛び跳ねてスキップできる感じです(笑)
 
その感覚が心地よいので、
食事はそれを邪魔しない程度にしたくなるのです。
 
「なるほど、わかりました。では、明日から教わったことを全部守ります!」
 
と言いたくなるかもしれませんが、それもちょっと待ってください。
あなたの気持ちはすぐに変わりたくても、身体はすぐに変わってくれません。
 
少しずつ、身体と脳を騙していかなければなりません。
 
「好きなものをちゃんと食べてるもんね〜」
と、時間をかけて身体と脳を騙しながら食べ方を工夫することによって、
身体にとっての居心地の良いゾーンを変えていくことができます。
 
で、完全に変えるには、数年かかります。
まずは4ヶ月くらいかけて変える。
その後も油断せず、騙し続ける。
 
そして数年経ったら
「そういえば、昔はあんな暴飲暴食してたわね〜」
と、言えるようになるのです。
 
これは、全員に通用することではありません。
私のような放っておくと太りやすい体質で、ただ単に腹時計が狂ってしまって
その状態が定着してしまった人にとって、オススメだと思います。
 
間違っても、「この3ヶ月間は絶対にルールを守る」とかいう目標は立てないでください。
絶対にその後、元の習慣に戻りますから。
 
そうではなく、「私は元々、こういう食べ方をしていたのよ」
と身体と脳を騙さなければ、新しい食べ方は永遠にストレスになります。
 
根本的に解決したい人なら
きっと、私が言いたいことをわかってくれるはず!