そもそも何のために勝つのか?

本日27時から
『日本×ベルギー戦 桃子の実況解説』
夜な夜なライブ配信しちゃいます!
(youtubeライブとインスタライブの両方で考えてます)


 
先日のポーランド戦のボール回し問題、
賛否両論ありますね。
 
実際問題、リーグ戦を勝ち上がるか敗退するかでは大きな違い。
今大会で用意されている、7億9100万ドル(900億円)の分配金の額が
かなり違うでしょうし、ロシア大会ではベスト16位以上は確定しているので
今後、日本代表として残る成績が敗退か16位以上かは
日本にとっても選手個人にとっても大きな違い。
 
勝つためには、致し方ない判断だった。という意見も分かります。
でもやっぱりモヤモヤもしますね!
 
ドーピングや日大問題と違って、今回はルール上は問題ない。
(でも別の競技なら、積極的に戦わないと軽微な反則として扱われている競技もある。)
 
ルール上は問題ないけど、勝利の奴隷になってはいる。
という、グレーゾーン。
 
ちなみに、これでももし日本が負けていたら
本当に本当に情けない試合として
評価せざるを得なかったでしょうね。
 
そもそも何のために戦っているのか。
成績のため?今後の日本でのサッカーの発展のため?
でも、サッカーが発展すれば何でもいいのか?
「何でもいいから勝つ」という勝ち方でも勝って、
サッカーが発展すればそれでいいのか?
 
例えば、スピードスケートの小平選手なら
こういう試合はしないだろうなぁと思います。
 
これはスポーツ界全体に常に問われている問題でもあると思います。
「勝てれば何でもいいのか問題」
 
私は中学高校とソフトテニス部に所属し、
インターハイを目指して熱心に部活をしていましたが、
チームの成績は京都でベスト4か8くらいの成績でした。
 
いつも大事な場面で負け、勝ちきれない。
でも、それでもこの高校で部活に熱中できてよかったと思っています。
 
なぜかというと、優勝争いをする高校は、
私からすると、勝利の奴隷になっているチームだったからです。
 
ある大会の中で、監督が良い動きをしない選手(女子高生)に向かって
思いっきりラケットを投げつけて、彼女に当たって飛んで行ったラケットを
別の選手が走って拾い、即座に監督に持って行く
という光景を大会の中で見たことがあります。
 
そういうシーンを見る度、「そこまでして勝ちたいか?」
という気持ちがいつも私の中によぎっていたように思います。
 
なぜ私がそういう考えだったのかというと、
母がそういう方針だったからだと思います。
 
そういう学生のころの経験はもちろん今に生きています。
それは、大事なことを見失わずに生きるということです。
 
端からみたら見失っていると見える時もあるかもしれません。
でも、私自身は常に「そもそもなんでこれをやっているの?」
という根本を忘れて生きたことはないつもりです。
 
そして、人間は神ではないので、誰だって間違ったことをしてしまいます。
そういうときはきちんと自分の非を認め、
「私の考え、行動は間違っていた」と反省して改善すること。
 
最近政治が少しわかるようになってきたので見ていると
謝れない大人が多すぎる…と悲しい気持ちになりますが。。
 
とにかく損得勘定の奴隷にならないように日々自分の言動の動機に目を向けながら、
そして私を求めてくださるファンたちに対して
「進む方向はこっちだよ」と示していきたいなと思っています。
 
ということで、話が長くなりましたが、
本日夜中3時に、起きている人は会いましょう!
仮眠してね!
 
◆桃子のインスタはこちら
→フォローするとライブ配信のお知らせが届きます。

◆ダイナミックビューティーyoutube:
→ライブ配信のリンクは3時前にFacebookに投稿します!

◆桃子のFacebookはこちら