「意識する・認識する」とは大人になること

子供の頃は、自分が人に
どのように映っているかなんて
特に気にせず生きているけど、

思春期くらいの頃から
人の目を気にするようになり
「自分」という人を認識していく。

人から何か言われた言葉に「はっ」として
自分の振る舞いを気をつけて変えていったり。

そうやって「こうありたい」と思う人の形へ
意識して自分を作り上げていく。

「意識する」とか、自分という人を「認識する」ということは、
大人になるってことなんだなと思います。

実は体作りもとてもよく似ています。

子供は何も考えず無邪気に振る舞いますが、
大人は人前では美しい振る舞いを意識する。
自然体で生きるのではなくて、シャキッとして生きているのが大人。

だから自分の体を「こうありたい」と思う美しい体に作り上げていくには、
自分が「無意識に使っている体」に意識を向けることから始まります。

自分の体に意識を向けて、美しい振る舞い(体の使い方)を心がける。
ボディも心も、意識するとコントロールすることができるようになります。

ネガティブな感情になったとき、その感情を意識することで、冷静さを思い出せます。
思い通りにならないとき、感情を意識することで、忍耐を思い出すこともできます。

ボディも意識すると、日常で無意識に行っている体をゆがませる悪いくせを
美しくさせる動きへと変えていくことができます。

そして意識することでいずれ、無意識にそれができるようになる。

そうやって、一歩ずつ「こうありたい」という方へ
自分を導いていくことができるんです。