ジャンプするときのルール<動画>

今日の稽古では、久しぶりにジャンプ系の練習をしました。

が、ダメダメでした。。

稽古の様子

 

体がシャキッとせず、ふにゃふにゃ。。

まだまだです。

くっそー。いまにみてろー!

 

故障しないジャンプのルールは2つあります。

 

1、足が地面から離れるときは、必ず足指から足の甲まで完全に伸ばしきること

→この「完全に」がポイントです。
 足の甲を最大に伸ばし、足指も完全に伸ばします。
 そして、足の甲が完全に伸びるということは、
 足裏の筋肉は最大に縮んでいるということです。

 足の甲を伸ばせばいいというよりは、足裏の筋肉で地面を蹴る意識が大事。
 足裏の筋肉を最大に使った結果、足の甲が完全に伸びるというのが理想です。

2、着地は必ずつま先から

→指先が地面に着地する寸前まで、足の甲は完全に伸びています。
 着地して初めて足首が曲がり始め、地面からの衝撃を吸収することで
 故障せず着地できます。

 着地するとき、足首が曲がっているとNG。
 それを繰り返していると、衝撃の分散がうまくできないため、
 いずれ足首か膝を故障してしまいます。

 

故障とは、基本的に、なるべくして起きています。
その故障してしまう体の使い方は無意識でくせづいてしまうことで
本人も気づかぬうちに長年かけて、何度も同じ動きを繰り返し、
負担がかかりすぎていた箇所が支えきれなくなって故障に至ります。

ちなみにこれは、ジャンプだけでなく、マラソンの走り方でも同じことが言えます。
人間の構造と地面からの衝撃の事を考えると、マラソンでかかと着地はNGのはず。
でも、かかと着地が正しいフォームだと教わる方も多くいらっしゃるようです。

マラソンをされている方で膝の調子が悪い方は、ぜひ今度走るとき、
かかとは常に1ミリだけ地面から浮かせて、つま先着地で走ってみてください。
つまり、かかとは地面に触れるのはいいのですが、
着地時のすべての体重をかかとにかけてしまうのはダメということです。

猫のように着地するのがもっとも衝撃が分散できますよ♪