価値観が合わないときどうするか?

昨日のFacebookでの投稿
たくさんの生徒さんが反応してくださり、
ま〜ものすごく頼もしいコメントだらけで、
とても嬉しい気持ちになりました。


もはやみなさん、がんばってレッスンを
している自分のことを誇りに思って
いらっしゃるパワーまで感じることができ、
これは私にとっては、指導者冥利に尽きます。
 
「体を変えるのは難しい」
「キレイな体になるのは大変な努力がいる」
「どうせ私にはできないだろう」
 
と思っていた人が、
私の発信をきっかけにその思い込みを捨て、

「体は自分の使い方で変えられる」
「私ももっとキレイになれる」

と、新しい考えを信じてくださったなら
本当にこれは最高に嬉しいことです。
かっこいい女性がたくさんいて、本当に嬉しいです。
 
・・
 
さて、先日は、知的教養を高めるために
会社で行っている勉強会をしました。
 
今回のテーマは「宗教」
 
1年前から勉強を始めるまで、
宗教への理解がこんなに大事なことだとは
全く思っていませんでした。


 
でも今では世界の宗教の教えや育った文化が
どれほどその人に影響を与えているのか
ということがよくわかるようになってきました。
 
大きな宗教を書き出してみると意外と多いなと思いました。
 
多くの人が
「俺の宗教が一番かっこいいんだぜ」
「私の宗教こそ真理なのよ」
と自慢しあっています。
 
しかし、こうして比べてみると
日本に根付いている「神道」は、他のどの宗教よりも圧倒的に
「のほほん」としている気がします。
 
キリスト教もイスラム教もユダヤ教も
みんな100%神を信じることができないと
救われないし、ある宗教の開祖なんかは
布教しないと神様に叱られるなんてことがあったそうです。
 
日本の神様は信じても信じなくても
何となく、見守ってくれているという感じですし、
他の宗教は神に救われるために一生懸命信仰しますが、
神道だとそもそも、「生まれてきた時点で救われている」という前提とのこと。
 
しかも、そもそも神様がたくさんいるので
いろんな神様を自分の都合に合わせて活用しちゃっていい感覚があります。
でも、他の宗教は絶対に浮気はダメ。
 
なんて楽なんだ、神道。
(ちなみに私は仏教が一番好きです♪)
 
それで、今日一番書きたいことは、
宗教の特徴を眺めてみると…
一つわかることがあります。
 
それは、絶対に世界中の人間が全員、
同じ価値観に統一することはできない
ということです。
 
インドは結婚した女性が一人で映画を
見に行ってきたら、夫に殴られることが
あるそうです。
 
日本人からすると、とんでもない事件。
でも、ヒンドゥー教の価値観としては
「ん?それの何が悪いの?」という感じ。
 
逆に、
私と私の父が一緒にご飯を食べることは
ヒンドゥー教の価値観からすると
とんでもない事件。
 
でも日本人からすると、
「ん?それの何が悪いの?」という感じ。
 
もうこの例でわかるように、
まっっっっっったく価値観が違うんです。
それを知ったとき、度肝を抜かれました。
 
こんなにも価値観が違う人たちと
私たちは同じ地球上で生きているんです。
 
「一人で映画を見たいという女性を殴るな!」
と言っても、その気持ちは理解されません。
 
それは日本人の場合だと
「娘と父親が同じ食卓を囲むな!」
と言われているのと同じ感じなんでしょう。
 
善悪の価値観も全く違う。
ジハードを行うことが善であると
心の底から思っている人もいる。
 
だから、こちらの価値観が正しいと
相手に主張するのではなく
価値観の違う相手をバカにするのでもなく
違う価値観で生きる人たちと
どう仲良く生きていくかについて
一生懸命考えるしか道はないのだろうなと。
(基本、気が合わない相手とは離れて生きる)
 
いやしかし考えれば考えるほど
「これって無理やん…」と思ってしまいますが
それでも日々、みんなのことを考えて
生きている人たちがたくさんいるわけなので
私も美脚インストラクターとして
常に何ができるか考え続けて死にたいものです。