“身体性”とは?

今日は身体性について、
色々と書いてみたいと思います。

私が生まれたからこれまでの34年間の中で、
身体の感覚が大きく変化した時期が3段階あります。

最初は、身体の勉強を始める前の自分。
次はピラティスを始める前の自分。
そして、今の自分です。

今の自分の身体の感覚は、変化のなかった自分の頃と比べて
かなり細分化して身体を認識しています。

いつも、「重力と自分の身体を一致させる」ということを無意識に行っています。
食べ物も、身体に入れて良いものと悪いもの区別がはっきりしています。
これは身体が繊細になったことと、年齢による臓器の衰えによるものだと思います。

ただ、私は食事を基本的に気にしていません。
身体が好きであれば、何でも好きなものを食べます。

コンビニ食はなるべく口に入れたくありません。
回転寿司も米がダメだったりします。
ファミレスも、食べても大丈夫なところと、大丈夫ではないところがあります。

逆に、学芸大にある「みどりえ」のメニューは、
食べた後すぐ排便したくなるくらい、身体が好きなようです。
あと、会社近くのオーガニック系のパン屋さんがあるのですが
そこの「ベジサンド」も身体が好きなようです。

この区別は、美味しいか美味しくないかではなく、
食べた後、身体が楽になったり、気持ち良くなるか、
逆に身体が重くなったり、気持ち悪くなるかの違いです。

ちなみに、私はチョコレートが好きで、ポテトチップスも好きです。
ただ、やはりこれも、食べても大丈夫なものと、
そうでないものがありますので選んでいます。

そして、食べ物の内容だけでなく、食べ方も好き嫌いがあります。
一番は、一気食いがダメです。元々食べるのが遅い方なのですが、
どうしても時間がない時に20分でご飯を食べると、
消化器官に負担がかかっていることがわかるので「ごめんね」と思います。

あと、空腹でないときにむやみに食べるのが大嫌いです。
最低5時間は空けて、いつもは6~8時間食べないくらいの状態が好きです。
お腹が減ってから食べないと、消化器官に負担がかかっているのがわかります。

身体が繊細になりすぎて、多くの人は感じない負担を
違和感として感じてしまうので、自然とそのようになってしまうのだと思います。

そして、もう一つ、
信頼していない人に自分の身体を触らせると拒否反応がはっきり出たり、
触り方が下手なマッサージ師に触らせてしまうと、もはや身体が故障します。
電車に乗らない生活が長くなってきたので、たまに満員電車に乗ると、
「本当に大変だな・・」と思います。

他、普段肌に身につけている服も
ナイロンやアクリル系などを長時間身につけていたり
関節を制限する服を着ていると身体の疲労度が上がってしまいます。
全身が保湿された状態であったり、綿やシルクの腹巻をしていると安心します。

私は子供のころ、ひどい便秘症でしたが今はコントロールがだいぶできます。
1日2回の排便が普通です。コントロールとは、
呼吸とぜん動運動がうまく連動する感覚です。

・・

こうやって書き出してみると、結構色々と出てくるものですね。
他にも細々としたことがあると思います。

身体の勉強を始める前の自分や、ピラティスを始める前の自分の話は
また次回書きたいと思います。

みなさんは自分の身体でどんなことを感じていますか?

ある動画で、「太極拳をする前までは自分の身体がどこにあるかわからなかった」
と言っている学生がいて、確かにそういう感覚の変化があったな。と過去を思い出し、
書いてみました。

私は身体がどこにあるとかいうレベルではなく、
自分の骨がイメージ映像として見えていたり
どうしたら重力と一致できるかを日常の動きの中で探ることが習慣です。
(私の感覚としては、デスクワークが続くと身体の歪みと筋肉が萎えるという
ダブルパンチで身体がはまらなくなっていきます。)

果たしてこの身体性がどれほど人間にとって素晴らしいと言えるのか
そこはまだよくわかりませんが、身体がある程度コントロールできたり
意思疎通ができる私としては、それを今後も大切にしていくことが
良いと思っています。