体の考察レポートVol.1

テーマ:個人差についての考察

「デスクワークでも脚がむくまないボディ」

人の体には個人差がとてもあります。
たくさんの生徒さんの体をみてきましたが
この個人差が大きいがゆえに、グループレッスンではいつも一苦労します。

 

わかりやすい例をあげると、
バレエのプリエの動きを指導する際、
膝を曲げていくときに、本来は骨盤は一切動かさず
ニュートラルポジションのままで行いたいのですが
骨盤が後傾する人がいれば、前傾する人もいます。
(本人はまっすぐ行っているつもりなので骨盤が動いている自覚がない)

 

両親からの遺伝で、骨格上、
もともと180度開脚ができない骨格の方もいますし、
動きのくせだけでなく、筋肉や靭帯が硬い人、柔らかい人、
体を支える筋肉がかなり少ない人、筋肉がすぐ発達する人など、
人の体の個人差は大きく、十人十色です。

 

先日、パーソナルレッスンを受けに来られた生徒さんのケースをお話します。
その方の特徴はこんな感じです。

<生徒さんの特徴>

・153センチと小柄でかなり細身で体重が軽い

・足のサイズは23センチと背丈よりは大きめ

・背が低いため、会社ではヒールを履いている

・右<左で足の親指が外反母趾ぎみなので改善したい

・週5でがっつりデスクワークをしているが脚はむくまない

・肩こりの症状を改善したい

・バレエに元々興味があり、これまで数年、バレエ教室に通っていた

そして、この生徒さんの体をみていくと、色んなことが見えてきました。

<レッスンでわかったこと>

1、指曲げを行うとよく曲がり、足の甲も前に出てよく動き、ほとんど痛みもない。

2、しかし、親指はリラックス時、反っていて親指の腱が常に引っ張っている。(長母趾伸筋腱)

3、足裏の筋肉が少なく、うまく指を踏ん張れない。

4、立ち姿勢が常に、骨盤よりも肋骨が前に出ている。

このような状態から私はこのように考えました。

 

<桃子の考察>

考察1

体が軽く、背が低いが、足は体の割に大きい。
これによって、土台が安定しやすくなる。
そのためこれまでの生活で、そこまで体が壊れることがなかった。

もし、身長・体重が標準で、足のサイズが23センチであれば
もう少し歪みやデスクワークによるむくみなど、他にも様々な不調が出てくるかもしれない。

→世界で最も身長が高い人、最も身長が低い人を比べると低い人のほうが身体的には楽。
なぜなら、地球の重力の負担は体が小さい人のほうが少なくて済むからです。
体が大きいと、下肢の関節への負担や内臓などへの負担も大きくなるそうです。

わかったこと:

体が軽く、小さいとデスクワークをし続けてもむくまない
ということがあるのだということがわかりました。

→その理由は、おそらく座っているときは上半身の体重が常に骨盤にかかりますが、
その体重が少ないため、負担が軽くなりむくみを引き起こさなかったのではないかと思います。
さらに、この方の場合、バレエ教室に通っていた時期があり
股関節にとっては余計良い影響をもたらしていたのだとも考えられます。

考察2

足関節の遺伝的な形状が良く、足が大きくて背が低いため軸が取れやすい。
つまり、バレエに向いている体である。

→このことを生徒さんにお話すると、小さい頃からずっと、
フィギュアスケートに憧れていたけれど、当時住んでいた田舎にはスケート場がなく断念した
というお話を聞きました。もしフィギュアスケートをしていたら、それはそれでもしかしたら
ご活躍されていたかもしれません^^

※これらの考察は私の仮説です。

・・

このように、人の体を詳しくみていくと色んなことがわかってとても楽しいです♪

この生徒さんも、今まで「背が低いことは損だ」と思ってきたそうですが、
お得なこともたくさんあったんだということに気づかれ、新しい発見があったようです^^

ちなみに私の場合、体を動かす筋肉(骨格筋)は基本的に全身、平均より高いと出ます。
(オムロンの体重計で測定しました)
特に、脚の筋肉は平均よりかなり多いようです。

体年齢は24歳。実年齢より10歳若いので嬉しいのですが、
でも3年前くらいに測った時は18歳と出たような、、

でも、意外にも基礎代謝は少し低めに出ました。
筋肉が多く、体脂肪は標準値の最低ライン。
内臓脂肪もほとんどないのに基礎代謝が低めというのはおそらく、
肥満度の基準とされているBMI数値が平均より低く
「やせ」のグループに入るためだと思います。

でもその数値と実際の体の感覚は合っていて
私はおそらく一般女性より食べる量は少し少なめだと思います。

8時間くらい食事をとらずにセミナーなどを行うときでも全く苦痛ではありません。

8時間も食事をとらなければ、食事からとったエネルギーがなくなり、
体内に貯蓄してあるエネルギーが消費されるわけですが
その感覚もなんとなく体感としてわかります。

「体は常に変化している」

ということを、私は常に感じているのでその毎日の変化が面白いです^^

ちなみに、今日は今の時点で2食とり、近くに好みのパンケーキを出してくれる店があり
ついつい行ってしまったので、いつもよりちょっと食べ過ぎました。
そんな日もありますが、そういうときは翌日にかけて食べない時間を多くとって調節します。

自分の体を観察し、感じるスキルと高めていくと微差の調整を日々行えるので、
よっぽどのことがない限り激太りにはならないようになりますよ♪

 

・・

 

今回のレポートを読んで
「自分の体はどんな特徴があるんだろう?」
と思われる方もいるかもしれません。

歪んでしまった体の人が全身の正しい位置を学べる場所が少ない。
だから、ダイナミックビューティーでは
ピラティススクールでも、バレエ教室でも補えない隙間を担おうと思っています。

90日間、オンラインで学ぶ「美脚マスター講座」でこういったことが学べ、
さらに東京や大阪では私自身が直接指導するリアル講座を定期的に行い
理にかなった体の使い方感覚や、自分の体がどう歪んでいるのか
そして、どう改善したらいいのかをお伝えしています◎

美脚マスター講座は3ヶ月に一度、
吉永桃子公式メルマガより生徒を募集しておりますので
もし興味のある方は、ブログトップにある
ピンク色の「吉永桃子公式メールマガジン登録」からご登録してください。
※次回の募集は3月初旬です。

 

最後に、今回のレポートを読んで、感想をいただけると嬉しいです!

ダイナミックビューティー事務局:info@dynamic-beauty.net

まで、よかったら送ってください♪